【東京で任意売却】お気軽に相談を！自己破産と任意売却の関係

自己破産のメリット

メリットは大きく3つです。

・借金が無くなる

最大のメリットは借金が無くなることです。このことによって、ストレスの多い様々な取り立てからも解放されるでしょう。実際に、自己破産後に債権者が直接取り立てを行うことが法律で禁止されています。破産後の債権者とのやり取りは、弁護士が行います。

・ある程度の財産は残る

「自己破産＝無一文になる」では、ありません。今後の生活を立て直すための自由財産は、手元に残されます。ただし、あくまで生活をするために必要な金額になることは覚悟しておきましょう。

・破産後に得た財産は守られる

自己破産後、様々な努力の結果得た財産に関しては、回収されることはありません。また、自己破産前に差し押さえられていた給料なども、破産することで効力が失われますので、回収されません。

自己破産のデメリット

自己破産にはデメリットもあります。

• ・ブラックリストに載る
• ・生活必需品を除く財産が処分される
• ・職業や資格が制限される
• ・自己破産したことが官報に氏名・住所と共に掲載される
• ・手続中は自由に移転ができない

などが例として挙げられます。
個人信用情報機関のブラックリストに載るため、5～10年ほどは新規の借金やローンは組めません。制限されることも多いですが、破産手続中や一定の期間であり、一生ではありません。
むしろ法的なデメリットよりも、世間体が悪い、家族や親族、仕事の関係者などの信頼を失うことが大きいでしょう。

自己破産を申し立てる際の費用

自己破産の申し立ては弁護士に依頼するため、おおよそ30～50万円ほど費用が発生します。法テラスなど経済的弱者救済機関を利用すれば、15～20万円ほどまで、負担を抑えることも可能です。

自己破産と任意売却を行うなら

任意売却をしても自己破産が必要なら、理想の順序を知っておくことで費用を抑えることが可能です。おすすめは、破産の申し立てよりも前にまずは任意売却を行うことです。先に財産を処分してから申し立てることを同時廃止といい、この場合、破産手続き開始と同時に破産手続きが廃止されます。そのため、破産管財人が選任されず、破産管財人への高額な費用負担が発生しません。

自己破産の前にできること

自己破産にはデメリットも多いため、

• ・任意売却
• ・任意整理
• ・個人再生

を検討するとよいでしょう。
競売にかかる前に任意売却を行うことで、できるだけ高値で売却することが可能です。任意整理は自己破産よりも生活への影響が少なく、借金を減らすことができます。個人再生では、民事再生法に従って借金を減額することも可能です（ただし、これらを利用するためには様々な条件があります）。